桃李SQHOOL / TOURI SQHOOL / 桃李スクール

我要預約面談 線上即時諮詢

情報NEWS

桃李日語留聲機
HOME > 情報 > 桃李日語留聲機 > EP47 諺語氣象預報|好像聽得懂的五分鐘日語記事

MAY.31,2022

EP47 諺語氣象預報|好像聽得懂的五分鐘日語記事

Podcast收聽平台
Apple Podcast:https://pse.is/rbf6q
Google:https://pse.is/vyah7
Kkbox:https://pse.is/uc378
SoundOn:
https://sndn.link/tourisqhool/pde9kl
Spotify:https://pse.is/vtmgd

みなさん、こんにちは。桃李スクールのモリです。
台湾は梅雨時は気温があまり上がりませんね。時々肌寒く感じることもあります。姑から台湾では昔から「端午節が過ぎるまでは布団や上着をしまうな」と言うんだ、と教えてもらいました。そこで、今日は少しですが、天気予報のような日本のことわざをご紹介します。
単語メモを参考にして、質問の答えを考えながら、聞いてください。

質問
雨の予報に使われた生き物が3つ出てきます。何ですか。
では、始めます。

 

「ことわざで天気予報」
台湾で「端午節が過ぎるまでは布団や上着をしまうな」というのは、端午節まではまだ寒くなることがあるから気をつけなさいという、天気予報などなかった昔の人の知恵ですよね。日本にある似たような表現は「暑さ寒さも彼岸まで」という諺です。ここで使われている「彼岸」というのは春分と秋分を挟んだ1週間のことで、日本ではよくお墓参りに行きます。ちょうど春分と秋分の時期ですから、夏の暑さは秋分まで、冬の厳しい寒さも春分を過ぎれば徐々に和らぎ始める、という意味です。次に、本当に天気予報をしていることわざをご紹介します。やっぱり雨を予報したものが多いです。まずは3つ、生き物を観察してできたものをご紹介します。
「ツバメが低く飛ぶと雨」、「アリの行列を見たら雨」、「セミが鳴きやめば雨」。ツバメは虫を食べます。虫は湿度が高くなると、羽に水分を多く含んで重くなるので低く飛びます。ツバメもそれを追って低く飛びますから、ツバメがいつもより低く飛んでいたら、雨かもしれません。
アリとセミはなぜ雨が降るとわかるのかはわかりませんが、雨が降る前に避難するようです。アリにとっては少しの雨でも巣穴の中は洪水でしょうから、その前に卵を移動させてるようです。台湾でもセミがよく鳴いていますが、急に静かになったら、それは通り雨が降る合図かもしれません。
もう一つ、空を観察してできた諺に、「月に暈(かさ)(笠・傘)がかかっていたら雨」というのがあります。「月の暈」というのは、月の周りにできる薄い光の輪のことです。月に「暈」ができる時、近くの空には薄い雲が広がっています。そしてその薄い雲は、西の方に移動性低気圧がある時にできる雲なので、「月に暈」ができていたら、何日か後に雨になると予想できるそうです。
最後に一つ、晴れの予報をご紹介します。「夕焼けは晴れ」です。「夕焼け」は日が沈む時に西の空が赤く見えることです。台湾もそうだと思いますが、日本では天気は西から東へ変化することが多いです。そして、春や秋は高気圧と低気圧が交互に来るんだそうです。「夕焼け」は西が晴れているということですから、翌日はその高気圧が来て、晴れることが多いことから「夕焼けは晴れ」と言うようになったそうです。ただ、これは夏と冬にはあまり当たらないそうです。昔の人の観察眼とその法則を導き出す知恵、すばらしいですね。

 

質問:雨の予報に使われた生き物が3つ出てきます。何ですか。
答え:ツバメとアリとセミです。


翻訳

「諺語氣象預報」
  台灣有句諺語這麼說:「未過端午節、棉被外套不要收」,因為到端午節前可能還會變冷,所以必須小心。在沒有氣象預報的過去,真可說是古早人的智慧呢。在日本其實也有類似的諺語說法:「炎熱寒冷都只到彼岸」。這裡提到的「彼岸」,是指夾著春分或是秋分在其中的一個禮拜,在日本的話常會利用這個時期去掃墓。這句諺語所指的,剛好正值春分與秋分的時期,夏季的酷暑在過了秋分這個時候、冬季的嚴寒在過了春分這個時候,就都會比較和緩。接下來,我們就要介紹幾個真的帶有氣象預報意味的諺語。果然預測下雨的內容蠻多的呢。首先,就來介紹3個透過觀察生物而有的諺語吧。
  「燕子低飛時便會下雨」、「看到螞蟻列隊成行的話就會下雨」、「蟬鳴若停則會下雨」。燕子是吃蟲子的,當空氣濕度增加的時候,昆蟲的翅膀會因為水分過多變重而低飛。燕子為了追著蟲子也跟著低飛,所以當燕子飛得比一般時候還低時,或許就是要下雨了。
  雖然不知道螞蟻和蟬是怎麼知道會下雨的,不過似乎都會在下雨前就懂得避難的樣子。對螞蟻來說就算只是小小的雨也會讓巢穴如遇到洪水一般,所以會提前把卵給移走;在台灣也很常聽到蟬叫聲,如果突然靜止的話,或許就是陣雨將來的預兆也說不定。
  還有一個,是透過觀察天空而有的諺語,是「當月暈(傘)出現的時候就會下雨」。「月暈」指的是月亮周圍形成的淡淡的光環。當月亮周圍出現「光暈」的時候,附近的天空就會出現薄薄的雲。而這薄薄的雲是當西邊有移動性低氣壓存在時所形成的雲,所以如果出現「月暈」的話,就代表幾天後會開始下雨。
  最後,來介紹一個跟放晴預報有關的。那就是「晚霞出現就會放晴」。「晚霞」是當太陽西沉的時候天空變紅的樣子。我想台灣也是一樣,日本的天氣很多時候是從西方往東方變化。而春秋時節是高氣壓與低氣壓交替出現的時候,當「晚霞」出現,代表著西方是好天氣,接著隔天高氣壓東移來的時候,很大的機會就是放晴的好天氣,所以才會說「晚霞出現就會放晴」。不過,這在夏冬之際似乎就不太準確了。古人藉由觀察力及透過自然法則所推演出的智慧,真的很厲害呢。

 

いかがでしたか?これ以外によく聞く雨予報のことわざに「猫が顔を洗うと雨」、というのがありますが、これは皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?湿気が多くなると、皮膚病が出やすくなって痒いので、猫がいつもより顔を洗う回数が増えるから、らしいのですが、猫はもともと気まぐれですから、これは当てにならないですね。
それでは、今日はこのへんで。ご清聴ありがとうございました。


単語
1.諺(ことわざ):諺語、俗話。
2.梅雨時(つゆどき):梅雨的時候。
3.肌寒い(はだざむい):有點涼意。
4.姑(しゅうとめ):婆婆。
5.端午節(たんごせつ):端午節。
6.しまう:収起來。
7.生き物(いきもの):生物。
8.昔(むかし)の人(ひと):古人。
9.知恵(ちえ):智慧。
10.彼岸(ひがん):春分・秋分的前後1週。
11.春分(しゅんぶん):春分、3/20左右、白天和晩上差不多一樣長。
12.秋分(しゅうぶん):秋分、9/23左右、白天和晩上差不多一樣長。
13.挟む(はさむ):挾著、夾著。
14.お墓参り(おはかまいり):掃墓。
15.厳しい(きびしい):嚴厲的。
16.徐々に(じょじょに):漸漸地。
17.和らぐ(やわらぐ):緩和起來。
18.予報(よほう):預報。
19.観察(かんさつ):觀察。
20.ツバメ/燕(つばめ):燕子。
21.アリ/蟻(あり):螞蟻。
22.行列(ぎょうれつ):列隊。
23.セミ/蝉(せみ):蟬。
24.鳴く(なく):(生物)叫。
25.虫(むし):蟲。
26.湿度(しつど):濕度。
27.羽(はね):翅膀。
28.水分(すいぶん):水分。
29.含む(ふくむ):含。
30.追う(おう):追。
31.避難(ひなん):避難、逃。
32.巣穴(すあな):巢、螞蟻窩。
33.洪水(こうずい):洪水、大水、淹水。
34.通り雨(とおりあめ):臨時陣雨。
35.合図(あいず):打信號給人家。
36.月(つき)の暈(かさ):月暈。
37.光の輪(ひかりのわ):光暈。
38.広がる(ひろがる):展開。
39.移動性低気圧(いどうせい ていきあつ):移動性低氣壓。
40.できる:會形成。
41.何日か後(なんにち か ご):在幾天後。
42.晴れ(はれ):放晴。
43.夕焼け(ゆうやけ):晩霞。
44.日(ひ)が沈む(しずむ):太陽下山。
45.高気圧(こうきあつ):高氣壓。
46.交互(こうご):交替、輪流。
47.翌日(よくじつ):隔一天。
48.当たる(あたる):準、(説)中。
49.観察眼(かんさつがん):觀察力。
50.法則(ほうそく):法則、規則、定律。
51.導き出す(みちびきだす):引導出來、推算・推演出來。
52.湿気(しっけ):濕氣。
53.皮膚病(ひふびょう):皮膚病。
54.痒い(かゆい):會癢。
55.回数(かいすう):次數。
56.増える(ふえる):増加。
57.気(き)まぐれ:随心所欲、任性、忽冷忽熱。
58.当(あ)てにならない:不可靠、不準。

 

 

 

 

熱門文章

POPULAR NEWS

我要預約諮詢 我要報名說明會
TOP