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みなさん、こんにちは。桃李スクールピンチヒッター、たいわんじじいです。
今日は日本の「お盆」のことを簡単にご紹介します。「お盆」は台湾の「中元節」に似ています。違うのは、日本ではお迎えするのは自分の先祖の霊だけですが、台湾ではすべての霊にお供えをするところでしょうか。
では、単語メモを参考にして、次の質問の答えを考えながら、聞いて下さい。
質問
Q1:きゅうりとなすで、何をしますか。それは何ですか。
Q2:お盆の1日目と最後の日に、同じことをします。何をしますか。
では、始めます。
お盆
お盆とは、先祖の霊をお迎えして、おもてなしをする期間のことです。現在では地域によってお盆の期間は異なりますが、7月、もしくは8月15日前後に行われるのが主流になっています。きちんとお供えなどをする場合、だいたい13日~16日の4日間、花や食べ物などを用意して、先祖の霊をもてなします。
まず13日の朝、お供えをするテーブルをセットします。この時、きゅりとなすで馬と牛を作ります。これはご先祖様の乗り物です。家に帰る時は早く来てほしいので、足の速い馬を、あの世に戻る時はのんびり帰ってほしいという意味で、牛を用意するんです。お供え物の準備ができたら、行ける場合はお墓参りに行って、ご先祖様に帰って来てくださいとお願いします。そして、夕方から玄関で迎え火を焚いて、ご先祖様の帰りを待ちます。マンションなどで火を焚くのが難しい場合は、提灯でいいそうです。
14日と15日はご先祖様が家で過ごすので、毎日お供え物を用意します。地方や家庭によって決まったお供え物があるようですが、故人の好きだった物をお供えする場合も多いです。地域によっては、先祖といっしょに楽しむための盆踊りなども行われます。
そして、16日はご先祖様があの世へ帰る日です。夕方、送り火を焚いて、無事に帰れるように祈りながら、ご先祖様を見送ります。8月16日に行われる有名な京都の五山の送り火も、8月15日に行われる長崎の精霊流しも、このお盆の送り火の行事です。
では、質問の答えです。
Q1:きゅうりとなすで、何をしますか。それは何ですか。
→きゅうりで馬を、なすで牛を作ります。これは先祖の乗り物です。
Q2:お盆の1日目と最後の日に、同じことをします。何をしますか。
→火を焚きます。1日目は先祖を迎えるために、最後の日は送るためです。
翻訳
盂蘭盆節
盂蘭盆節是迎接、款待祖先的日子。依照各地習俗的不同,祭祀期間也會不一樣。一般來說主要會是在7月、或是8月15日的前後。擺放供品的時間,大約會是在13日~16日這4天之間,通常會準備鮮花食物等,以款待祖先之靈。
首先是13日的早上,把供桌給準備起來,然後這時還要拿黃瓜跟茄子做出馬和牛的樣子。這是代表著祖先們要搭的交通工具。回家來的時候希望要快一些,所以需要腳程快的馬;回陰間去的時候則希望能慢一些,所以準備速度慢的牛。等供品都準備好了之後,可以到墓前的就去掃墓,向祖先們稟報回家來。然後,傍晚時分開始就在玄關點燃迎魂火,等待祖先們歸來。但像是公寓之類的地方無法點火的情況下,可以用燈籠代替。
14日和15日則是祖先們會在家度過,所以這兩天都要備上供品。依照各地方和家庭的習慣不同,會有固定擺放的供品;不過通常多會擺放過世的人喜歡的東西。有些區域甚至還會安排盂蘭盆舞的活動,以和祖先們同樂。
接著,16日這天便是祖先們要回去陰間的時候了。傍晚,便會點燃送魂火,祈求並送別祖先們平安歸去。8月16日當天在京都舉行的五山送火儀式、還有8月15日當天長崎會舉辦的放水燈,都是盂蘭盆節時期會進行的送魂火活動。
いかがでしたか?
日本のお盆ももともとは旧暦の7月15日前後に行われていましたが、明治時代に太陽暦に変わってから、最初は新暦の7月に行われていました。でも、この時期は農家などが忙しい時で、お盆の行事を行うのは大変だったので、1か月ずらして、現代のように8月15日前後に行われる地域が増えたんだそうです。それで、地域によってお盆の時期が違うんです。今はお盆に合わせて夏休みをとる会社もあるので、例年ならたくさんの人が帰省して、新幹線や道路は大混雑します。
現代では自宅でお盆の行事を行う家は減ってきているようですが、盆踊りなどは観光客でも体験できますから、日本へ行けるようになったら、ぜひ参加してみてください。
それでは、今日はこのへんで。ご清聴ありがとうございました。
単語
1.お盆(おぼん):盂蘭盆會
2.お迎(むか)えする:迎接(謙讓語)
3.先祖(せんぞ):祖先
4.霊(れい):靈魂
5.お供(そな)えをする:準備供品拜拜
6.きゅうり:黄瓜
7.なす:茄子
8.おもてなしをする/もてなす:招待(客人)、款待、接待
9.期間(きかん):期間
10.地域(ちいき):地區、地方
11.異なる(ことなる):不同、不一様
12.もしくは:或者
13.前後(ぜんご):前後
14.主流(しゅりゅう):主流
15.ご先祖様(ごせんぞさま):祖先比較尊稱的說法
16.あの世(よ):來世 のんびり:悠哉、慢慢
17.用意(ようい)する:準備(東西)
18.お墓参り(おはかまいり):掃墓「お墓参りに行く/―をする」
19.玄関(げんかん):玄關、門口
20.迎え火(むかえび):迎魂火
21.(火を)焚く(たく):生(火)、點(火)
22.提灯(ちょうちん):燈籠
23.地方(ちほう):地方、地區
24.決(き)まったN:固定的N
25.故人(こじん):死者、亡者
26.盆踊り(ぼんおどり):盂蘭盆會舞
27.送り火(おくりび):送魂火
28.無事(ぶじ):平安無事、安全
29.見送る(みおくる):目送、送行、送別
30.五山の送り火(ござんのおくりび):
“大”字等字形篝火,毎年8月16號在日本京都擧辧的活動。在京都的五個山上將設好的字形或圖形點上火,以送別靈魂回去來世之意思。
31.精霊流し(しょうろうながし):
把燈籠放水流,也是送靈魂回去來世之意思。關於念法,在長崎舉辧的活動名稱是「しょうろうながし」;而一般名稱的話通常要念「しょうりょうながし」。
32.行事(ぎょうじ):(在地方、學校按照慣例擧辧的)行事、活動
33.もともと:本來
34.旧暦(きゅうれき):農暦、陰曆
35.明治時代(めいじじだい):日本的年號(1868年~1912年)
36.太陽暦(たいようれき):太陽曆、陽曆
37.新暦(しんれき):新曆
38.農家(のうか):農家、農民
39.ずらす:錯開、移動、挪動
40.~に合(あ)わせる:配合~
41.例年(れいねん):往年、例年
42.帰省(きせい):回故鄉、回老家
43.大混雑(だいこんざつ):非常擁擠、大塞車
44.自宅(じたく):自己的住宅
45.観光客(かんこうきゃく):觀光客
46.体験(たいけん)する:體驗